中台世界博物館 入場券
2027年5月まで2つの特別展を無料でご観覧いただけます
︱「一つの博物館の誕生:芸術によって世を化す 十年の探求と実践」
中台世界博物館 本館 2026年特別展のご紹介
- 会期:2026.08.04 - 2027.05.23(毎週月曜休館)
- 会場:中台世界博物館 本館 3F 特別展示室 301B / 302B
- 所要時間の目安:45~60分

|展覧会について|
2026年、中台世界博物館は開館10周年を迎えます。同時に、創立者である惟覚安公老和尚のご遷化から10年の節目にもあたります。この10年、博物館は創立者の「芸術によって世を化す」という理念を受け継ぎ、仏教芸術を通じて現代社会とつながり、展覧会や教育普及活動によって文化を人々の心に届けてまいりました。10周年特別展では、来館者の皆さまを博物館の出発点へとお招きし、一つの博物館の誕生をともに見届けていただきます。近年、台湾の博物館界では「みんなでキュレーション」という考え方のもと、修復・収蔵から展示の企画まで、キュレーションに関する教育活動が盛んになり、人々の関心も高まっています。博物館は実際どのように運営されているのか。一つの展覧会はどのように生まれるのか。10周年特別展は、そうした好奇心にお応えするため、舞台裏の幕を開き、10年にわたる準備の歩みと裏方の仕事をご覧いただきます。本展は「博物館はどうやって作るのか?博物館は何をするのか?」を軸に5つのセクションで構成され、各セクションにはそれぞれ核となる問いが設けられています。問いを重ねることで、博物館の役割と可能性をあらためて考えていただく構成です:
1. 博物館を創ろうという願いとは何だったのか?
2. 仏教博物館において、一つの展覧会はどのように生まれるのか?
3. 仏教博物館は、知識と来館者をどのように出会わせるのか?
4. ボランティアにとって、仏教博物館とは何か?
5. 仏教芸術は、どのように日常生活へ入っていくのか?
会場では、この10年の特別展の名品や、これまで日の目を見なかった作品をご覧いただけるだけでなく、博物館の創設、キュレーション、
教育普及といった舞台裏にも足を踏み入れ、一つひとつの展覧会、一点一点の収蔵品の背後にある専門性と想いを知っていただけます。あわせて、10年の
歩みにおける挑戦と成長を振り返り、「芸術によって世を化す」という核心の精神を今後どのように実践しつづけるのかを考えます。

▲10周年特別展_展示セクション「創設の願い」

▲10周年特別展_展示セクション「展覧会の舞台裏」

▲10周年特別展_展示セクション「守護と継承」
|体験型インタラクティブ展示|
本展では、展示室内に体験型の仕掛けを多数ご用意しています。マルチメディア展示とのインタラクション——体感センサー技術により、投影された展示物と来館者が
やりとりし、没入感のある体験を生み出します。舞台裏の小話——展示室のあちこちに隠された秘密のファイルを見つけ出し、
博物館にまつわる興味深い物語を探ってみてください。

▲手作り体験コーナー_1

▲手作り体験コーナー_2

▲新春の版画年画
︱「仰懐宗範──開山祖師ご遷化10周年記念特別展」
中台世界博物館 木彫分館 2026年特別展のご紹介
- 会期:2026.04.09 - 2027.04.11(毎週月曜休館)
- 会場:中台世界博物館 木彫分館 3階(545004 南投県埔里鎮中台路6号)
- 所要時間の目安:45分

|展覧会について|
祖師のご恩を仰ぎ、おそば近くに侍した日々を懐かしむ。宗門の灯は伝えられ、その規範はお言葉とお姿の中に生きつづける。
2026年(民国115年)は、中台禅寺の開山祖師・惟覚安公老和尚のご遷化から10年の節目にあたります。中台世界博物館 木彫分館では、これを記念して「仰懐宗範──開山祖師ご遷化10周年記念特別展」を開催し、祖師のご事績に感謝し、老和尚の慈悲深い教化を偲びます。
本記念特別展は木彫分館3階の展示エリアで開催され、「宗承臨済」「開山中台」「覚者宗範」「心灯不滅」の4つのセクションで構成されます。
「宗承臨済」は、老和尚が受け継がれた法脈の歩みと、閉関して自ら修し禅機を悟られた記録。
「開山中台」は、中台山創建期の歩みの中で、台湾仏教史に開かれた一章を記録したもの。
「覚者宗範」と「心灯不滅」は、老和尚が説かれた中台四箴行と仏法五化を軸に、過去を受け継ぎ未来を開き、今なお歩みを止めない中台の世界を皆さまにお伝えします。
豊富な史料と、数々の重要なご事績を物語る祖師ゆかりの品々を通じて、これまでの道のりの労苦を振り返り、これからも深く耕しつづける願いを展望します。
中台世界博物館 木彫分館の「仰懐宗範──開山祖師ご遷化10周年記念特別展」は、開幕以来、多くの皆さまから大きな反響をいただいております。ご参加くださった各方面への感謝を込めて、会期を2027年4月11日まで延長いたします。これまでお越しくださった皆さまには、「宗承臨済」「開山中台」「覚者宗範」「心灯不滅」と時空をたどりながら、祖師の宗範と教えのお言葉・お姿をあらためて振り返っていただければ幸いです。また、初めてお越しの皆さまにも、祖師が中台を開かれた足跡と、仏法をあまねく広め、人々が心安らかにいられる拠りどころを築こうとされた大願を知っていただければと願っております。

▲惟覚安公老和尚と、絶えることのない中台の心灯。本展は3つの大セクション・10のテーマで、祖師の歩まれた歳月と弘法の道のりをご紹介します。

▲「宗承臨済」は修行の道の出発点です。文献史料と、これまでほとんど公開されてこなかった古い写真を通じて、動乱の時代にひたすら閉関して参禅された一人の法師の姿と、やがて説法度化へと向かわれる契機をご覧いただけます。

▲展示室では、マルチメディアと空間装置により、閉関修行中の茅葺きの庵の昼と夜を再現しています。当時、惟覚安公老和尚が読み込まれた経典やお書きになった文章は電子化されており、来館者はインタラクティブ装置でページをめくり、体験していただけます。

▲「梨花円成」展示エリア:〈梨花偶成〉の詩句をもとに構成された梨の木の空間です。梨の花が咲き、散っていく情景アニメーションの前で、梨の木をかたどった装置の下に腰を下ろし、お開示のお言葉に耳を傾けていただけます。

▲隣接する「開山中台」展示エリアでは、中台山創建期の一つひとつの出来事をご紹介しています。

▲1980年代に大きな反響を呼んだ十期にわたる禅七を通じて、惟覚安公老和尚が台湾に人心を安んじる禅修の種をどのように蒔かれたのかを描きます。

▲さらに、老和尚が一歩一歩着実に弟子を導き、十方を受け入れる道場を成就されるまでをご紹介します。

▲中台四箴行と仏法五化を軸とする「覚者宗範」の展示室に入ると、円弧状のサラウンド映像とともに、老和尚の弘法、賑済(救援活動)、文化交流、十方への接引、学校の創設などに関する記録映像や文書の実物をご覧いただけます。
︱中台世界博物館
中台世界博物館と中台世界博物館 木彫分館の両方をご見学いただけます

館内の展示は「文字・図像・経典」の3つのカテゴリーを軸に、文字の碑拓、仏教造像と歴代の文物、儒教経典の石経や仏経などを精選して展示し、「文以載道(文は道を載せる)」「像以印心(像は心を印す)」「経以伝法(経は法を伝える)」という3つの主題をお伝えします。
「文以載道」は歴代の石刻拓本を中心に、中華の伝統文化における道統、礼制、文学、芸術など各方面をご紹介します。
「像以印心」は館蔵の仏教文物、造像および造像碑を中心に、仏教文化の宗教的精神、意味合い、造像の芸術形式をご覧いただきます。
「経以伝法」は歴代の石経の碑拓、館蔵の仏教写経や孝経を中心に、2階の「経以伝法」展示室にて、経典の文化的継承と刻経の意義をご説明します。


▲博物館の電子拓本体験は、大人からお子さままで楽しめるインタラクティブな展示です。

✦ その他の詳しい情報は「中台世界博物館」公式サイトをご覧ください:https://www.ctwm.org.tw/index.html
✦ 旅程の参考:【中台世界博物館】台湾版ルーブルと称される、噂どおりの壮大さ!


